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煙幕
ふりがな文庫
“煙幕”の読み方と例文
読み方
割合
えんまく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんまく
(逆引き)
他の一隊は、今や帝都の上に
垂
(
た
)
れ
下
(
さが
)
ろうとする毒瓦斯の
煙幕
(
えんまく
)
よりは、更に風上に、
薄紅
(
うすあか
)
い
虹
(
にじ
)
のような瓦斯を
物凄
(
ものすご
)
くまきちらして行った。
国際殺人団の崩壊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
だが第二の
失望
(
しつぼう
)
がきた。夜は明けたが
濃霧
(
のうむ
)
が
煙幕
(
えんまく
)
のごとくとざして、一寸先も見えない、むろん陸地の影など、見分くべくもない。しかもいぜんとして風はやまぬ。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
ゴマ
化
(
か
)
すための
煙幕
(
えんまく
)
なのだ。あなたは足に、一メートル位の棒をつけて、大男に見せかけているが、じっさいは、小男なのだ!
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
煙幕(えんまく)の例文をもっと
(6作品)
見る
“煙幕”の意味
《名詞》
煙幕(えんまく)
敵の目から味方を隠すため幕を張ったように立てる煙。
(比喩)真実や真意を隠す言葉や行動。
(出典:Wiktionary)
“煙幕”の解説
煙幕(えんまく、smoke screen)は、軍事部隊などの活動や位置を隠蔽するために発生させる煙である。
もっとも一般的な形態として、小さな缶状の発煙弾がある。この発煙弾から放出される白色もしくは有色の、非常に濃い煙は微かな風でも拡散し、周辺領域を満たすように設計されている。
(出典:Wikipedia)
煙
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
幕
常用漢字
小6
部首:⼱
13画
“煙”で始まる語句
煙草
煙管
煙
煙突
煙草盆
煙草入
煙硝
煙筒
煙草屋
煙火
“煙幕”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
海野十三