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然様
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そん
ふりがな文庫
“
然様
(
そん
)” の例文
旧字:
然樣
婦人
(
をんな
)
はよく/\あしらひかねたか、
盗
(
ぬす
)
むやうに
私
(
わし
)
を
見
(
み
)
て
颯
(
さつ
)
と
顔
(
かほ
)
を
赤
(
あか
)
らめて
初心
(
しよしん
)
らしい、
然様
(
そん
)
な
質
(
たち
)
ではあるまいに、
羞
(
はづ
)
かしげに
膝
(
ひざ
)
なる
手拭
(
てぬぐひ
)
の
端
(
はし
)
を
口
(
くち
)
にあてた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
太閤が
然様
(
そん
)
なことをする人とは思えないばかりで無い、然様なことをする必要が何処にあるであろう。氏郷が生きて居れば、豊臣家は
却
(
かえ
)
って
彼様
(
あんな
)
にはならなかったろう。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“然様”で始まる語句
然様々々
然様〻〻