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無頓著
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むとんちやく
ふりがな文庫
“
無頓著
(
むとんちやく
)” の例文
勿論
(
もちろん
)
書
(
しよ
)
を
讀
(
よ
)
んで
深
(
ふか
)
く
考
(
かんが
)
へたら、
道
(
みち
)
に
到達
(
たうたつ
)
せずにはゐられまい。しかしさうまで
考
(
かんが
)
へないでも、
日々
(
ひゞ
)
の
務
(
つとめ
)
だけは
辨
(
べん
)
じて
行
(
ゆ
)
かれよう。これは
全
(
まつた
)
く
無頓著
(
むとんちやく
)
な
人
(
ひと
)
である。
寒山拾得
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
この
無頓著
(
むとんちやく
)
な
人
(
ひと
)
と、
道
(
みち
)
を
求
(
もと
)
める
人
(
ひと
)
との
中間
(
ちゆうかん
)
に、
道
(
みち
)
と
云
(
い
)
ふものゝ
存在
(
そんざい
)
を
客觀的
(
かくくわんてき
)
に
認
(
みと
)
めてゐて、それに
對
(
たい
)
して
全
(
まつた
)
く
無頓著
(
むとんちやく
)
だと
云
(
い
)
ふわけでもなく、さればと
云
(
い
)
つて
自
(
みづか
)
ら
進
(
すゝ
)
んで
道
(
みち
)
を
求
(
もと
)
めるでもなく
寒山拾得
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
頓
常用漢字
中学
部首:⾴
13画
著
常用漢字
小6
部首:⾋
11画
“無頓”で始まる語句
無頓着