“焚殺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふんさつ85.7%
やきころ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
関羽は千五百をひきいて予山にひそみ、敵軍の通過、半ばなるとき、後陣を討って、敵の輜重しちょうを襲い、火をかけて焚殺ふんさつせられよ。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ドグラ・マグラの原稿からこの狂人焚殺ふんさつの絵を見ておいでになるうちに、眼ざめかけて来ました貴方御自身の潜在意識が、只今、貴方を導いて
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「見ろ! およそ道士だの神仙だのというやつは、たいがいかくの如きものだ。ただちにあの無能な老爺おやじ焚殺やきころせ」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)