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炭籠
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すみとり
ふりがな文庫
“
炭籠
(
すみとり
)” の例文
一
(
ひと
)
かどの茶人の
嗜
(
この
)
みでもあるかのように、
煤竹
(
すすだけ
)
の
炭籠
(
すみとり
)
に
火箸
(
ひばし
)
はつつましく寄せてあるし、描板のうえには
茶布巾
(
ちゃふきん
)
がきちんと
畳
(
たた
)
みつけてある。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「それゃそうだけど能く頼めば親方だって五円位貸してくれそうなものだ。これを御覧」とお源は
空虚
(
からっぽ
)
の
炭籠
(
すみとり
)
を見せて「炭だってこれだろう。今夜お米を買ったら
幾干
(
いくら
)
も残りや仕ない。……」
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
炭籠
(
すみとり
)
の
火箸
(
ひばし
)
をつかむと
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
炭
常用漢字
小3
部首:⽕
9画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“炭”で始まる語句
炭
炭団
炭火
炭俵
炭坑
炭薪
炭焼
炭屋
炭車
炭取