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火焙
ふりがな文庫
“火焙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひあぶ
93.8%
ひあぶり
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひあぶ
(逆引き)
何月何日には見せしめのために、
火焙
(
ひあぶ
)
りの刑を処すると、近郷近在に触れを回しました。そして大勢見物人たちの
犇
(
ひし
)
めいている中で……
棚田裁判長の怪死
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
昌平橋
(
しょうへいばし
)
外を引廻しの上、以上五ヶ所へ捨札を建てて
火焙
(
ひあぶ
)
りの極刑に処せられるのですから、泥棒や人殺しなどとは、まるっきり話が違います。
銭形平次捕物控:059 酒屋火事
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
火焙(ひあぶ)の例文をもっと
(30作品)
見る
ひあぶり
(逆引き)
「この人を助けて下さい、私が訴人して磔柱に上げましたが、このまま
火焙
(
ひあぶり
)
にしては、天主の御罰も恐ろしい」
十字架観音
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
切支丹宗徒は
磔刑
(
はりつけ
)
にされ、火を放つた八百長お七は
火焙
(
ひあぶり
)
になり、主殺しの直助權兵衞は鋸引にされたといふことは、この時代の世相の反映で、邪宗門と放火と主殺しが
銭形平次捕物控:221 晒し場は招く
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
火焙(ひあぶり)の例文をもっと
(2作品)
見る
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
焙
漢検1級
部首:⽕
12画
“火”で始まる語句
火
火鉢
火傷
火照
火箸
火影
火焔
火桶
火光
火酒
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橘外男
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