漆盆うるしぼん)” の例文
ぱっと、漆盆うるしぼんうえ欝金うこんらしたように、あたりがあかるくなった。同時どうじに、春重はるしげのニヤリとわらった薄気味悪うすきみわるかおが、こっちをいてっていた。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)