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滑車
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かっしゃ
ふりがな文庫
“
滑車
(
かっしゃ
)” の例文
怪物の死骸は、
滑車
(
かっしゃ
)
にとおした長い綱によって、簡単に地上へ運ばれた。そこにはすでに、解剖に便利なように、
天幕
(
テント
)
が張られてあった。
宇宙戦隊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
やがて足音が上の
甲板
(
かんぱん
)
に聞こえて、
滑車
(
かっしゃ
)
が回りだした。
帆
(
ほ
)
が上げられて、やがて急に一方にかしいだ。動き始めたと思うまもなく、船はあらい海の上へぐんぐんすべり出した。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
金属のベルトの内側に
海綿
(
かいめん
)
がはりつけてあるものを作っておきます。これを1と2の二つの
滑車
(
かっしゃ
)
にかけて、あのように一部分は水に
浸
(
ひた
)
します。
ふしぎ国探検
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
引きづなの
滑車
(
かっしゃ
)
がぎいぎい鳴って、馬は引き船の道をカッパカッパ歩きだした。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
よく見ると、天井には
滑車
(
かっしゃ
)
がとりつけてあり、綱はそれに掛っていて、上下自在になっていることが分った。
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
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何本かの
鎖
(
くさり
)
が下に垂れていて、それを
滑車
(
かっしゃ
)
とハンドルのついた巻取車で巻いたり、くり出したりすればいいので、この鎖はマストの中を通って艇内へ入れるようにと注意書きがしてあった。
恐竜艇の冒険
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“滑車”の意味
《名詞》
滑車(かっしゃ)
牽引力の方向や大きさを変えるため、綱(ロープ)をかけ、回転するようにした円盤状で周囲に溝がある車。
(出典:Wiktionary)
“滑車”の解説
滑車(かっしゃ)とは、中央に1本の軸を持つ自由回転可能な円盤(索輪)と、その円盤を支持して他の物体に接続するための構造部とで構成される機構であり、円盤外周部に接する棒状物または索状物の方向を案内する目的のほか、索状物の張力を他の物体に伝達したり 索状物へ張力を与える目的に用いる器具である。
(出典:Wikipedia)
滑
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
“滑”で始まる語句
滑
滑稽
滑川
滑々
滑石
滑稽味
滑走
滑稽本
滑脱
滑稽談