滅切めっきり)” の例文
此頃このごろ日晷ひあし滅切めっきりつまって、午後四時には燈火あかりが要る。うららかな日も、今日は午後からにわかくもって、夕から雨を催した。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
與「そうでねえ、もう六十に近くなったから滅切めっきり年を取って仕舞った」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
縫「誠に滅切めっきり御様子が違いました、お変りさまもございませんで」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)