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湯殿山
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ゆどのさん
ふりがな文庫
“
湯殿山
(
ゆどのさん
)” の例文
馬は良し
乗人
(
のりて
)
は上手でぽん/\
乗切
(
のっき
)
って
頓
(
やが
)
て小原山の
中央
(
なかほど
)
へ参りますと、
湯殿山
(
ゆどのさん
)
と
深彫
(
ふかぼり
)
のした供養塔が有ります、
大先達
(
だいせんだつ
)
喜樂院
(
きらくいん
)
の建てました物で
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
その昔大師が
湯殿山
(
ゆどのさん
)
を開きに来られた時に、
喉
(
のど
)
が乾いてこの村のある百姓の家にはいって、水を飲ませてくれと申されますと、女房がひどい女で、米の
磨
(
と
)
ぎ汁を出しました。
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
寺を語れば、
行人坂
(
ぎょうにんざか
)
の大円寺をも語らなければならない。行人坂は下目黒にあって、
寛永
(
かんえい
)
の頃、ここに
湯殿山
(
ゆどのさん
)
行人派の寺が開かれた為に、坂の名を行人と呼ぶことになったという。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
『
広益俗説弁
(
こうえきぞくせつべん
)
』巻十三には、
海尊
(
かいそん
)
高館の落城に先だって山に
遁
(
のが
)
れ、仙人となって富士・浅間・
湯殿山
(
ゆどのさん
)
などに時々出現するとあるが、羽前
最上
(
もがみ
)
郡
古口
(
ふるくち
)
村の
外川
(
とかわ
)
神社の近くにも
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“湯殿”で始まる語句
湯殿
湯殿口
湯殿子
湯殿守