トップ
>
湯呑程
>
ゆのみほど
ふりがな文庫
“
湯呑程
(
ゆのみほど
)” の例文
しばらくして、
御米
(
およね
)
が
菓子皿
(
くわしざら
)
と
茶盆
(
ちやぼん
)
を
兩手
(
りやうて
)
に
持
(
も
)
つて、
又
(
また
)
出
(
で
)
て
來
(
き
)
た。
藤蔓
(
ふぢづる
)
の
着
(
つ
)
いた
大
(
おほ
)
きな
急須
(
きふす
)
から、
胃
(
ゐ
)
にも
頭
(
あたま
)
にも
應
(
こた
)
へない
番茶
(
ばんちや
)
を、
湯呑程
(
ゆのみほど
)
な
大
(
おほ
)
きな
茶碗
(
ちやわん
)
に
注
(
つ
)
いで、
兩人
(
ふたり
)
の
前
(
まへ
)
へ
置
(
お
)
いた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
呑
漢検準1級
部首:⼝
7画
程
常用漢字
小5
部首:⽲
12画
“湯呑”で始まる語句
湯呑
湯呑所
湯呑茶碗
湯呑場
湯呑水呑