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湍
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たぎ
ふりがな文庫
“
湍
(
たぎ
)” の例文
そこは一旦
湍
(
たぎ
)
った水が今までの勢いを失いながら、両岸の石と砂との間に青々と
澱
(
よど
)
んでいる所であった。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
土田
(
どた
)
の
刎橋
(
はねばし
)
」である。この小峡谷は常に霧が湧き易くて、罩めると上も下も深く姿を隠すといふ。重畳した岩のぬめりを水は
湍
(
たぎ
)
ち、碧く澄んで流れて、謂ふところの鷺の瀬となる。
日本ライン
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
重畳
(
ちょうじょう
)
した岩のぬめりを水は
湍
(
たぎ
)
ち、
碧
(
あお
)
く澄んで流れて、いうところの
鷺
(
さぎ
)
の瀬となる。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
山がはの岩間の
湍
(
たぎ
)
のひとところたぎつすなはち
凍
(
こご
)
りたるらし
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
足一騰宮
(
あしひとつあがりのみや
)
は
湍
(
たぎ
)
の
上
(
へ
)
や
新頌
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
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足一騰宮
(
あしひとつあがりのみや
)
は
湍
(
たぎ
)
の
上
(
へ
)
や
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
湍
漢検1級
部首:⽔
12画
“湍”を含む語句
急湍
奔湍
激湍
大急湍
深湍
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飛湍