トップ
>
淫佚
>
いんいつ
ふりがな文庫
“
淫佚
(
いんいつ
)” の例文
七出というのは、子無きが一、
淫佚
(
いんいつ
)
が二、
舅姑
(
きゅうこ
)
に
事
(
つか
)
えざるが三、
口舌
(
くぜつ
)
多きが四、盗窃が五、
妬忌
(
とき
)
が六、
悪疾
(
あくしつ
)
が七である。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
芸術と美と(
大袈裟
(
おおげさ
)
に祭り上げた芸術と美と)の名のもとに、国民的
淫佚
(
いんいつ
)
を
覆
(
おお
)
い隠している——しかも一方には、真理だの科学だの知的義務などの名のもとに
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
俺は人一倍求愛の心が強いので放蕩も一倍とはげしく、
淫佚
(
いんいつ
)
振りはわれながら眼を蔽いたいほどだった。期待せぬと言いつつ、娼婦の心の中に真実を追い求めて日夜狂奔していたのに相違ない。
湖畔
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“淫佚”の意味
《名詞》
過度に遊興に耽ること。男女の関係が淫らなさま。
(出典:Wiktionary)
淫
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
佚
漢検1級
部首:⼈
7画
“淫”で始まる語句
淫
淫蕩
淫奔
淫売
淫猥
淫婦
淫靡
淫売婦
淫祠
淫逸