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淡白
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あつさり
ふりがな文庫
“
淡白
(
あつさり
)” の例文
其處
(
そこ
)
でお
料理
(
れうり
)
が、もづくと、
冷豆府
(
ひややつこ
)
、これは
飮
(
の
)
める。
杯
(
さかづき
)
次第
(
しだい
)
にめぐりつゝ、いや、これは
淡白
(
あつさり
)
して
好
(
い
)
い。
酒
(
さけ
)
いよ/\
酣
(
たけなは
)
に、いや、まことに
見
(
み
)
ても
涼
(
すゞ
)
しい。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
主筆は鷹揚に
淡白
(
あつさり
)
と構へて居る。八戸君は毎日役所𢌞りをして來て、一生懸命になつて五六十行位雜報を書く。
菊池君
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「
兄哥
(
あにい
)
、有難てえ、此方からお禮を言ふよ。——實は俺にも少し考へがあつたんだが、繩張がうるさいから、默つて居たんだ。——兄哥でもなきア、こんな事を
淡白
(
あつさり
)
相談に來ちやくれまい」
銭形平次捕物控:037 人形の誘惑
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ムネ・シユリイは「何か
淡白
(
あつさり
)
した夜食を一緒に取らう」と言出した。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
主筆は鷹揚に
淡白
(
あつさり
)
と構へて居る。八戸君は毎日役所廻りをして来て、一生懸命になつて五六十行位雑報を書く。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“淡白”の意味
《名詞》
「淡泊」の別表記。
(出典:Wiktionary)
淡
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
“淡白”で始まる語句
淡白者