もう二年越空家のままでゐるのだといふ。畳は何となく浮腫んでゐるやうな不気味さで、抜く足にべと/\と抜き残るやうであつた。
「こんなに瘠せてゐるやうで、これでやつぱし浮腫んでゐるんだよ」と、父は流し場で向脛を指で押して見せたりした。
これと同時に、脚や足の甲がむくむくと浮腫みを増して来ました。そして、病人は肝臓がはれ出して痛むと言います。
青脹れの醜い女——四十七、八にもなるでしょうか、その死骸はまた一段と不気味ですが、幾らか浮腫んでいるのは、縊れて死んだ者にある特徴です。
“浮腫”の意味
《名詞》
浮腫 (ふしゅ)
(context、medicine) 体内の水分が腹腔や胸腔などに溜まり、顔や手足など特定の部位が腫れる現象。心不全といった心疾患や、腎不全あるいはネフローゼ症候群といった腎疾患などが原因となり引き起こされる。
(出典:Wiktionary)
浮腫 (ふしゅ)
(出典:Wiktionary)
“浮腫”の解説
浮腫(ふしゅ)とは、顔や手足などの末端が体内の水分により痛みを伴わない形で腫れる症候。むくみともいう。
英語では"edema"で、語源はギリシャ語の「腫れる」を意味する "oidein" から派生した "oidema" 。
(出典:Wikipedia)
英語では"edema"で、語源はギリシャ語の「腫れる」を意味する "oidein" から派生した "oidema" 。
(出典:Wikipedia)