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浩蕩
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かうたう
ふりがな文庫
“
浩蕩
(
かうたう
)” の例文
南に富士川は
茫々
(
ばう/\
)
たる乾面上に、
錐
(
きり
)
にて刻まれたる
溝
(
みぞ
)
となり、一線の針を
閃
(
ひらめ
)
かして落つるところは駿河の海、
銀
(
しろがね
)
の
砥
(
と
)
平らかに、
浩蕩
(
かうたう
)
として天と
一
(
いつ
)
に
融
(
と
)
く。
霧の不二、月の不二
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
バチルスを発見すると否とはさまで吾人の人生に関与する所なしと
雖
(
いへ
)
ども、要するに、問題と秘密とは、図書館の中にあらず、
浩蕩
(
かうたう
)
の
天際
(
てんさい
)
に存せずして
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
浩
漢検準1級
部首:⽔
10画
蕩
漢検準1級
部首:⾋
15画
“浩”で始まる語句
浩然
浩瀚
浩歎
浩
浩嘆
浩澣
浩々
浩翰
浩渺
浩大