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流元
ふりがな文庫
“流元”の読み方と例文
読み方
割合
ながしもと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ながしもと
(逆引き)
三十間堀へ出ようとする紀の国橋の畔、なるほど、寝呆け稲荷の裏に当って、見る影もない三軒長屋、端の
流元
(
ながしもと
)
から
損
(
こわ
)
れ行燈の灯がちらちらと——。
釘抜藤吉捕物覚書:05 お茶漬音頭
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
それまでは
隣家
(
となり
)
の内が、内職をして起きている、と一つにゃ
流元
(
ながしもと
)
に水のない男世帯、面倒さも面倒なりで、そのままにして置きました。さあ、これが大変。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
流元
(
ながしもと
)
で働く母がてつくひ(魚の名)のあらを
側
(
そば
)
にどけたのを、黒にやるんだなと思つて居ると又考へ直したらしく、それを一緒に鍋に入れて煮てしまふのを見た事もあつた。
お末の死
(新字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
流元(ながしもと)の例文をもっと
(9作品)
見る
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
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