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洋綴
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ようとじ
ふりがな文庫
“
洋綴
(
ようとじ
)” の例文
娘は目を伏せたまま、いままで膝にのせていた
洋綴
(
ようとじ
)
の本を下に置いた。そうしてその表紙を無意味に見ている。
三つの挿話
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
博士 正史でなく、小説、
浄瑠璃
(
じょうるり
)
の中を見ましょうで。時の人情と風俗とは、史書よりもむしろこの方が適当でありますので。(金光
燦爛
(
さんらん
)
たる
洋綴
(
ようとじ
)
の書を
展
(
ひら
)
く。)
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「何を読んでいるのだ」といいながら見ると、
洋綴
(
ようとじ
)
の厚い本である。
非凡なる凡人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
背皮に
黄金
(
おうごん
)
の文字を
刷
(
お
)
した
洋綴
(
ようとじ
)
の
書籍
(
ほん
)
が、ぎしりと並んで、
燦
(
さん
)
として
蒼
(
あお
)
き光を放つ。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
洋
常用漢字
小3
部首:⽔
9画
綴
漢検準1級
部首:⽷
14画
“洋”で始まる語句
洋燈
洋傘
洋杖
洋袴
洋服
洋盃
洋灯
洋卓
洋琴
洋