“法朗西”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
フランス66.7%
ふらんす33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外國の藝人等が故郷の歌をうたふさまいと可笑し。獨逸語あり。法朗西フランス語あり。英吉利イギリス語あり。またいづくの語とも知られぬあり。これ等を聞かんも興あるべし。われ。
長崎画ながさきゑ英吉利イギリス人、法朗西フランス人、露西亜ロシヤ、(驚きし如く)おお! おお!
長崎小品 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
煉香、匂袋においぶくろと試した。すると最後に取りあげたのは、つい、この四五日前、芝神明しんめいのセムシ喜左衛門の店で売りだした法朗西ふらんす渡りのオーデコロンをもとにして作った『菊香水』という匂水。
顎十郎捕物帳:16 菊香水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)