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沙浜
ふりがな文庫
“沙浜”の読み方と例文
読み方
割合
すなはま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなはま
(逆引き)
或
(
あ
)
る日———此処へ来てから三日ぐらい立った時だったでしょうか、
午
(
ひる
)
から水を浴びに行って、一時間ばかり泳いだ後、二人が
沙浜
(
すなはま
)
にころがっていると
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
松林をずつと向うに越して
弓弦
(
ゆみづる
)
を張つたやうになつてゐる
沙浜
(
すなはま
)
に波の白く寄せてゐるあたりまでも行つた。大きな岩の一つ海中に立つてゐるあたりへも出かけた。
磯清水
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
それは晩春の明るい
正午
(
おひる
)
さがりのことでありました。
紺青
(
こんじょう
)
を
湛
(
たた
)
えたような海には、穏かな小さな波があって、白い
沙浜
(
すなはま
)
には、
陽炎
(
かげろう
)
が処どころに立ち昇っておりました。
宇賀長者物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
沙浜(すなはま)の例文をもっと
(4作品)
見る
沙
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
浜
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
“沙”で始まる語句
沙汰
沙
沙漠
沙翁
沙魚
沙門
沙弥
沙汰止
沙河
沙原
“沙浜”のふりがなが多い著者
南方熊楠
谷崎潤一郎
田山録弥
田山花袋
田中貢太郎