水沼みぬま)” の例文
なお「大君は神にしませば赤駒のはらばふ田井たゐ京師みやことなしつ」(巻十九・四二六〇)、「大君は神にしませば水鳥のすだく水沼みぬま皇都みやことなしつ」(同・四二六一)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
下總や千葉の水沼みぬまになげかひしかなし野鴨を家に死なしつ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
姥鷺うばさぎはさしぐむ水沼みぬま、——『なげかひ』と
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
しかすがに水沼みぬまのあなた
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
下総や千葉の水沼みぬまになげかひしかなし野鴨を家に死なしつ
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
姥鷺うばさぎはさしぐむ水沼みぬま、——「歎かひ」と
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
かすかにも水沼みぬまをち
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
日も卯月うづき、ひとりし行かば——水沼みぬまべの緑のしとね
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
夕まよひ水沼みぬまにおりぬ。
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
くもにごれる鈍色にびいろ水沼みぬまおもを。
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
水沼みぬまのほとり。
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)