ころほ)” の例文
それから小學校の庭でする消防出初式の稽古を見、冬の日の田圃の心持よい暖色を樂しみながら、午少し前のころほひ、かの祭典の催のある街區に入つたのである。
海郷風物記 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
この自然の無盡藏は誰も受くべきたまものなるに、少女はそをだに受くることを得ずといふ。是れ我一曲の主なる着想なりき。歌をはころほひには、われ聲涙共に下るを禁ずること能はざりき。