“武隈”の読み方と例文
読み方割合
たけくま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
袖中抄しゅうちゅうしょう』に引くところの古歌、「我のみや子持たりと思へば武隈たけくまのはなはに立てる松も子持たり」、『拾遺集』に「高砂たかさご尾上おのえに立てる」とあるのは、普通の耳馴れたことばに詠み改めたものであろう。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
めし根も深ければ武隈たけくまの松に小松の千代を並べん
源氏物語:19 薄雲 (新字新仮名) / 紫式部(著)
松かさおくる武隈たけくま土産つと 芭蕉
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)