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歡
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よろこび
ふりがな文庫
“
歡
(
よろこび
)” の例文
新字:
歓
銅色
(
あかがねいろ
)
の
薔薇
(
ばら
)
の花、人間の
歡
(
よろこび
)
よりもなほ頼み難い
銅色
(
あかがねいろ
)
の
薔薇
(
ばら
)
の花、おまへの
僞
(
いつはり
)
多い匂を移しておくれ、
僞善
(
ぎぜん
)
の花よ、
無言
(
むごん
)
の花よ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
寺の
掟
(
おきて
)
に依るに、凡そ尼となるものは、授戒に先だてる數月間親々の許に還り居て、浮世の
歡
(
よろこび
)
を味ひ盡し、さて生涯の暇乞して俗縁を斷つことなり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
我を誘ひ出して
酒店
(
さかみせ
)
に至り、初め白き
基督涙號
(
ラクリメエ、クリスチイ
)
を傾け、次いで赤き「カラブリア」號を倒し、わが最早え飮まずと
辭
(
いな
)
むに
迨
(
およ
)
びて、さらば
三鞭酒
(
シヤンパニエ
)
もて熱を
下
(
さま
)
せなどいひ、
歡
(
よろこび
)
を盡して別れぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
おん身も人々の
歡
(
よろこび
)
を分ち給はずや、われ若しおん身の憂はしき面を見て別れ去らば、尼寺に入りて後に屡〻御身の上を氣づかふならん、かくてはおん身我に罪障を増させ給ふなりと宣給ふ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
歡
部首:⽋
21画
“歡”を含む語句
歡喜
歡樂
合歡
歡迎
合歡花
歡呼
歡聲
合歡木
哀歡
大歡呼
打歡
歡喜天
歡喜女天
歡樂山