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樋
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どい
ふりがな文庫
“
樋
(
どい
)” の例文
写真機と手提袋を深い雨
樋
(
どい
)
の中へ落し込んだ私は、手早く
髪毛
(
かみのけ
)
を解いて、長く
蓬々
(
ほうほう
)
と垂らしました。
少女地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
水は、籠城兵にとれば、生命の水だから、
拝
(
おが
)
んで使っているほどだった。それをもいまは、あらんかぎりな
埋
(
う
)
め
樋
(
どい
)
の水路を切って、一挙に敵の坑道口へむかって吐き捨てた。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その間、
火箭
(
ひや
)
防ぎの心配はない。しかし城兵は休めなかった。次に備えて石やら大木を補充しておく労働がある。また
埋
(
う
)
め
樋
(
どい
)
を修理して城中数十の貯水槽に、生命の水を蓄めこんでおく急務もあった。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
樋
漢検準1級
部首:⽊
15画
“樋”を含む語句
雨樋
樋口
大樋
伏樋
樋竹
竹樋
樋放
木樋
掛樋
懸樋
樋口一葉
石樋
竪樋
戸樋
樋口兼光
大伏樋
樋田
樋速日
樋口次郎兼光
樋竹売
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