“樋田”の読み方と例文
読み方割合
ひだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は秋の朝の光の輝く、山国川の清冽せいれつな流れを右に見ながら、三口から仏坂の山道を越えて、昼近き頃樋田ひだの駅に着いた。淋しい駅で昼食のときにありついた後、再び山国谷やまくにだにに添うて南を指した。
恩讐の彼方に (新字新仮名) / 菊池寛(著)