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楽毅
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がっき
ふりがな文庫
“
楽毅
(
がっき
)” の例文
「上天文に通じ、下地理を
暁
(
さと
)
り、謀略は管仲、
楽毅
(
がっき
)
に劣らず、
枢機
(
すうき
)
の才は孫子、呉子にも並ぶ者といっても過言ではないでしょう」
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
また御物中には、皇后直筆の
楽毅
(
がっき
)
論も残っているということである。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
七十余城を一時に落した
楽毅
(
がっき
)
が行い
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
先生はみずから常に自分を春秋の
管仲
(
かんちゅう
)
、
楽毅
(
がっき
)
に比していたそうですが、古の英雄が志は、天下万民の害を除くにあり、そのためには、小義私情を捨てて大義公徳により
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
実は近いうちに隆中の孔明を訪れたいと思っていますが——
聞説
(
きくならく
)
、彼はみずから、自分を
管仲
(
かんちゅう
)
楽毅
(
がっき
)
に擬して、甚だ自重していると聞きますが、やや過分な
矜持
(
きょうじ
)
ではないでしょうか。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
春秋の宰相
管仲
(
かんちゅう
)
、戦国の名将軍
楽毅
(
がっき
)
、こうふたりを心に併せ持って、ひそかに
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ご辺もまた、玄徳の偽善にまどわされ、その
過
(
あやま
)
れる
覇道
(
はどう
)
にならって、自己の大才を
歪
(
ゆが
)
め、みずから
古
(
いにしえ
)
の
管仲
(
かんちゅう
)
、
楽毅
(
がっき
)
に比せんなどとするは、沙汰のかぎり、
烏滸
(
おこ
)
なる
児言
(
じげん
)
、世の笑い草たるに過ぎぬ。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
毅
漢検準1級
部首:⽎
15画
“楽毅”で始まる語句
楽毅論
楽毅之伝