“児言”の読み方と例文
読み方割合
じげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ご辺もまた、玄徳の偽善にまどわされ、そのあやまれる覇道はどうにならって、自己の大才をゆがめ、みずからいにしえ管仲かんちゅう楽毅がっきに比せんなどとするは、沙汰のかぎり、烏滸おこなる児言じげん、世の笑い草たるに過ぎぬ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)