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棚下
ふりがな文庫
“棚下”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たなおろ
50.0%
たなお
25.0%
たなおろし
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たなおろ
(逆引き)
この狸は
家
(
うち
)
の者の見ぬ
間
(
ま
)
には、下手な字で障子襖に皆の
棚下
(
たなおろ
)
しをする。「誰こわくない」「誰少しこわい」といつたやうな調子で。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
棚下(たなおろ)の例文をもっと
(4作品)
見る
たなお
(逆引き)
それから始まって、清盛を前に、かれの両親の
棚下
(
たなお
)
ろしである。子として、これを聞くほど、辛いことはない。清盛は、ぼろぼろ泣いた。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
棚下(たなお)の例文をもっと
(2作品)
見る
たなおろし
(逆引き)
と正面よりお顔を
凝視
(
みつ
)
めて、
我良苦多
(
がらくた
)
の
棚下
(
たなおろし
)
。貴婦人は恥じ且つ憤りて、
頭
(
こうべ
)
を
低
(
た
)
れて無念がれば、鼻の先へ指を出して、不作法千万。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
棚下(たなおろし)の例文をもっと
(2作品)
見る
棚
常用漢字
中学
部首:⽊
12画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“棚”で始まる語句
棚
棚引
棚曳
棚卸
棚機
棚村
棚寝床
棚曝
棚倉
棚田
“棚下”のふりがなが多い著者
佐々木邦
中里介山
薄田泣菫
吉川英治
長谷川時雨
泉鏡花