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桂冠
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けいかん
ふりがな文庫
“
桂冠
(
けいかん
)” の例文
これをしも社会が
渠等
(
かれら
)
に与うるに無形の
桂冠
(
けいかん
)
をもってする
爾
(
しか
)
き慈善事業というべきか、と皮肉なことはいいっこなし。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
仮令
(
たとい
)
馨子凱歌の中に光栄の
桂冠
(
けいかん
)
戴
(
いただ
)
くを得ざりしにせよ、彼女の生はその
畢生
(
ひっせい
)
の高貴なる
焔
(
ほのお
)
のあらん限を尽して戦い、戦の途上戦い死せる光栄ある戦死者の生也。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
文麻呂 こんな素晴しい神秘の境で、
燦
(
きら
)
めく恋の
桂冠
(
けいかん
)
を獲得しようと云う君は全く幸福だ。また、同時に同じ場所で父の仇敵を思いのままに
辱
(
はずか
)
しめてやれると云うこの僕も幸運だ。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
「
桂冠
(
けいかん
)
詩人よ。」
吊籠と月光と
(新字新仮名)
/
牧野信一
(著)
“桂冠”の意味
《名詞》
桂 冠(けいかん)
月桂冠。
(出典:Wiktionary)
桂
漢検準1級
部首:⽊
10画
冠
常用漢字
中学
部首:⼍
9画
“桂”で始まる語句
桂
桂川
桂庵
桂馬
桂女
桂次
桂樹
桂枝
桂子
桂山