校長こうちょう)” の例文
校長こうちょうは、どんなによろこんだでしょう。また、音楽おんがく教師きょうしは、どんなにこのオルガンをくのをうれしがったでしょう。
楽器の生命 (新字新仮名) / 小川未明(著)
なが年月としつきあいだに、学校がっこう先生せんせいは、わりました。けれど校長こうちょうだけは、わらずに、つとめていました。しかし、もうあたまははげて、ひげはしろくなっています。
楽器の生命 (新字新仮名) / 小川未明(著)
唱歌しょうか先生せんせいは、校長こうちょうのいったことを、まことにほんとうであるとおもっていましたが、ちいさな生徒せいとらは、この学校がっこうのオルガンを、けっして、愉快ゆかいるものだとは、しんじていませんでした。
楽器の生命 (新字新仮名) / 小川未明(著)