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柳絮
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りうじよ
ふりがな文庫
“
柳絮
(
りうじよ
)” の例文
柳絮
(
りうじよ
)
雪の如しとか、柳絮満天に飛ぶとかよく言つてゐるが、それを眼にしない中は、私は例の支那人の誇張癖とばかり思つてゐたのである。
花二三ヶ所
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
うそ
寒
(
さぶ
)
しと
云
(
い
)
ひしも
二日
(
ふつか
)
三日
(
みつか
)
朝來
(
あさより
)
もよほす
薄墨色
(
うすずみいろ
)
の
空模樣
(
そらもやう
)
に
頭痛
(
づつう
)
もちの
天氣豫報
(
てんきよはう
)
相違
(
さうゐ
)
なく
西北
(
にしきた
)
の
風
(
かぜ
)
ゆふ
暮
(
ぐれ
)
かけて
鵞毛
(
がもう
)
か
柳絮
(
りうじよ
)
かはやちら/\と
降
(
ふ
)
り
出
(
い
)
でぬ
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
此月蘭軒に
柳絮
(
りうじよ
)
の七絶五首がある。丸山の家には
啻
(
たゞ
)
に桜を栽ゑたのみではなく、又柳を栽ゑた。柳は文政五年に栽ゑたのである。「小園栽柳六年過。未有飛綿今歳多。」又。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
砂まじり蒙古の風の吹く街に落ちつかぬかな我も
柳絮
(
りうじよ
)
も
満蒙遊記:附 満蒙の歌
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
わが車
柳絮
(
りうじよ
)
と共に金州の南門に入り東門に出づ
満蒙遊記:附 満蒙の歌
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
柳
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
絮
漢検1級
部首:⽷
12画
“柳絮”で始まる語句
柳絮行