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柱頭
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ちゅうとう
ふりがな文庫
“
柱頭
(
ちゅうとう
)” の例文
その時、前の花から頭へつけて来た花粉を今度の花の
花柱
(
かちゅう
)
、それはちょうど昆虫の頭のところへ出て来ている花柱の
末端
(
まったん
)
の
柱頭
(
ちゅうとう
)
へつける。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
華表
(
かひょう
)
柱頭
(
ちゅうとう
)
千歳
(
せんざい
)
の
後
(
のち
)
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
花の底には一つの緑色の
子房
(
しぼう
)
が立っており、その
頂
(
いただき
)
に一本の長い
花柱
(
かちゅう
)
があり、その
末端
(
まったん
)
はすなわち
柱頭
(
ちゅうとう
)
で
三耳形
(
さんじけい
)
を
呈
(
てい
)
し、
粘滑
(
ねんかつ
)
で花粉を受けるに
都合
(
つごう
)
よくできている。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
そして他の花へ飛びあるいた時、その
着
(
つ
)
けて来た花粉を
粘着
(
ねんちゃく
)
する
雌蕊
(
しずい
)
の
柱頭
(
ちゅうとう
)
へ、知らず知らず
着
(
つ
)
けるのである。すなわち蝶と花とが、利益の
交換
(
こうかん
)
をやっているわけだ。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
柱
常用漢字
小3
部首:⽊
9画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“柱”で始まる語句
柱
柱時計
柱石
柱列
柱松
柱廊
柱暦
柱立
柱際
柱状渦