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松竹
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まつたけ
ふりがな文庫
“
松竹
(
まつたけ
)” の例文
嵐徳三郎が今度璃寛を襲名するについて、
仕打
(
しうち
)
の
松竹
(
まつたけ
)
合名社から口上役について、徳三郎の
許
(
もと
)
へ相談に往つたものだ。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
電車の
馳
(
は
)
せ行く
麹町
(
こうじまち
)
の大通りには、
松竹
(
まつたけ
)
の
注目飾
(
しめかざ
)
り、
鬼灯提灯
(
ほおずきちょうちん
)
、
引幕
(
ひきまく
)
、
高張
(
たかはり
)
、
幟
(
のぼり
)
や旗のさまざまが、
汚
(
よご
)
れた
瓦
(
かわら
)
屋根と、新築した家の
生々
(
なまなま
)
しい木の板とに対照して、少しの調和もない混乱をば
深川の唄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
みしめ縄、
門
(
かど
)
の
松竹
(
まつたけ
)
晶子詩篇全集拾遺
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
興行の事でいつも氏と交渉をしてゐた
松竹
(
まつたけ
)
合名社の某氏などは言ひ/\してゐた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
松竹
(
まつたけ
)
合名社に鶴屋南北といふ作者がゐる。
家鴨
(
あひる
)
の雌が貴婦人にしては腰が太過ぎるやうに、南北は脚本家としては少し肥え過ぎてゐるやうだが、しかしそれを
取回
(
とりかへ
)
すだけのいい物を別に持つてゐる。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
竹
常用漢字
小1
部首:⽵
6画
“松竹”で始まる語句
松竹梅
松竹梅湯島掛額
松竹少女歌劇