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松林
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しょうりん
ふりがな文庫
“
松林
(
しょうりん
)” の例文
三個の連環湖であることが
趣
(
おもむき
)
を添え、
四面
(
しめん
)
蒼翠
(
そうすい
)
に囲まれ、諏訪神社の古びた
祠
(
ほこら
)
が
松林
(
しょうりん
)
中にあり、池には貸ボートや
釣魚
(
ちょうぎょ
)
の設備があって、更に一段と手を加えれば
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
萌黄
(
もえぎ
)
や、金銀の
縫箔
(
ぬいはく
)
光を放って、板戸も松の絵の影に、雲白く
梢
(
こずえ
)
を
繞
(
めぐ
)
る
松林
(
しょうりん
)
に日の
射
(
さ
)
す中に、一列に
並居
(
なみい
)
る時、
巫子
(
みこ
)
するすると
立出
(
たちい
)
でて、美女の
面
(
おもて
)
一
(
いち
)
人ごとに、式の白粉を施し、紅をさし
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
これは
松林
(
しょうりん
)
伯円の講談に拠ったもので、人情話の好評から更に講談物の脚色に及んだのである。今日、映画の劇化が行なわれるように、その頃は寄席の読み物の劇化が行なわれる時代であった。
寄席と芝居と
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
林
常用漢字
小1
部首:⽊
8画
“松林”で始まる語句
松林蝙也
松林亭伯圓
松林甲子雄