“東両国”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひがしりょうごく50.0%
むこうりょうごく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
捕物の名人銭形の平次と、その子分の八五郎、野暮用で亀井戸かめいどへ行った帰り、東両国ひがしりょうごくの見世物小屋へ入ったのは、初夏の陽も、ようやく蔭を作りかけた申刻ななつ(四時)近い刻限でした。
その時分東両国むこうりょうごくに、万八という料理おちゃやがあって、書画の会があると亀田鵬斎かめだほうさいという書家ひとや有名な絵かきたちが来てな、おれを弟子にしようとみんなが可愛がってくれた。