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材幹
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さいかん
ふりがな文庫
“
材幹
(
さいかん
)” の例文
己
(
おれ
)
が自分の
材幹
(
さいかん
)
と
値遇
(
ちぐう
)
とによつて、
吏胥
(
りしよ
)
として
成
(
な
)
し
遂
(
と
)
げられるだけの事を成し遂げた上で、身を引いた
天保
(
てんぱう
)
元年は泰平であつた。民の
休戚
(
きうせき
)
が
米作
(
べいさく
)
の
豊凶
(
ほうきよう
)
に
繋
(
かゝ
)
つてゐる国では、豊年は泰平である。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
自分のように、親から財産を譲られたものは、どうしても固有の
材幹
(
さいかん
)
が
鈍
(
にぶ
)
る、つまり世の中と闘う必要がないからいけないのだともいっていました。この言葉は母も聞きました。私も聞きました。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
材
常用漢字
小4
部首:⽊
7画
幹
常用漢字
小5
部首:⼲
13画
“材”で始まる語句
材料
材木
材
材木町
材能
材小屋
材木納屋
材木置場
材料取
材木屋