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材能
ふりがな文庫
“材能”の読み方と例文
読み方
割合
さいのう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいのう
(逆引き)
材能
(
さいのう
)
伎芸
(
ぎげい
)
を以て奉承するは男芸者の職分である。廉恥を棄てて金銭を貪るものと
歯
(
し
)
するは、その
敢
(
あえ
)
てせざる所である。紫玉が花山を排したのは曲が花山にあったのである。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
訛
(
なま
)
っているものは下席におらせる。それゆえ東京人、中国人などは
材能
(
さいのう
)
がなくても重んぜられ、九州人、東北人などは材能があっても
軽
(
かろ
)
んぜられる。生徒は多く不平に堪えなかった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
固
(
もと
)
より人間は貧乏だからと云って、その
材能
(
さいのう
)
の評価を減ずることはない。
二人の友
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
材能(さいのう)の例文をもっと
(3作品)
見る
材
常用漢字
小4
部首:⽊
7画
能
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
“材”で始まる語句
材料
材木
材
材木町
材幹
材小屋
材木置場
材木納屋
材料取
材木屋