“さいのう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
才能63.6%
材能27.3%
採納9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戯曲家ぎきょくかとしての才能さいのうか、音楽家としての才能さいのうか、歌い手としての才能か、または舞踊家ぶようかとしての才能か。彼はそのいちばんおしまいのものだと思いたかった。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)
なまっているものは下席におらせる。それゆえ東京人、中国人などは材能さいのうがなくても重んぜられ、九州人、東北人などは材能があってもかろんぜられる。生徒は多く不平に堪えなかった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
第四十条 両議院ハ法律又ハノ他ノ事件ニつき各々おのおのノ意見ヲ政府ニ建議スルコトヲ採納さいのうヲ得サルモノハ同会期中ニおいふたたヒ建議スルコトヲ得ス
大日本帝国憲法 (旧字旧仮名) / 日本国(著)