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札所
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ふだしょ
ふりがな文庫
“
札所
(
ふだしょ
)” の例文
四国二十三番の
札所
(
ふだしょ
)
薬王寺
(
やくおうじ
)
にゆく足だまりにもなるので、
遍路
(
へんろ
)
の人のほの
白
(
じろ
)
い姿と、あわれにふる鈴の
音
(
ね
)
もこのたそがれのわびしい点景。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「わしらの方は皆こうして流しますでござります。御詠歌は西国三十三番の
札所
(
ふだしょ
)
々々を読みましてなア」
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「巡礼の
札所
(
ふだしょ
)
でございます」
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
おなじ日に、泣き虫の蛾次郎は、母親のお
時
(
とき
)
に手をひかれて、
坂東何番
(
ばんどうなんばん
)
かのお
札所
(
ふだしょ
)
へお
礼
(
れい
)
まいりにのぼっていった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「いいやな、お
前
(
めえ
)
、ここは四国二十三番の
札所
(
ふだしょ
)
だ、
御詠歌
(
ごえいか
)
ぐらいはおつとめしなくっちゃ、霊地へ対して申しわけがない。そこでぼつぼつ始めるが……オイ、源次ッ」
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
札
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“札”で始まる語句
札
札幌
札差
札束
札附
札付
札場
札止
札木合
札荅蘭