“ふだしょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
札所80.0%
納経所20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「巡礼の札所ふだしょでございます」
おなじ日に、泣き虫の蛾次郎は、母親のおときに手をひかれて、坂東何番ばんどうなんばんかのお札所ふだしょへおれいまいりにのぼっていった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其の律照寺は四国巡礼二十五番の納経所ふだしょで、室戸岬の丘陵の附根にある最御崎寺ほずみさきじの末寺で、普通には津寺つでらの名で呼ばれていた。
海神に祈る (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)