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本事
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てなみ
ふりがな文庫
“
本事
(
てなみ
)” の例文
猛然として文角が、
立閉
(
たちふさ
)
がりつつ角を振りたて、寄らば突かんと
身構
(
みがまえ
)
たり。「さては加勢の者ありや。
這
(
しゃ
)
ものものし金眸が、死物狂ひの
本事
(
てなみ
)
を見せん」
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
と口より出任せの嘘を
吐
(
つ
)
けど、今の
本事
(
てなみ
)
を見受けたる、得右衛門は少しも疑わず。真に受けて
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いで
龍王
(
りやうわう
)
が
本事
(
てなみ
)
を
見
(
み
)
よと、
十間
(
じつけん
)
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ト、
数度
(
あまたたび
)
嘆賞するに。黄金丸も言葉を改め、「こは過分なる
賛詞
(
ほめこと
)
かな。さいふ御身が
本事
(
てなみ
)
こそ。 ...
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
いで竜王が
本事
(
てなみ
)
を見よと
鬼桃太郎
(新字新仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
▼ もっと見る
今しも御身が
本事
(
てなみ
)
を見て、わが慢心を
太
(
いた
)
く恥ぢたり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“本”で始まる語句
本
本所
本郷
本当
本意
本望
本性
本當
本文
本町