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末流
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ばつりゅう
ふりがな文庫
“
末流
(
ばつりゅう
)” の例文
己は自分の事を
末流
(
ばつりゅう
)
だと
諦
(
あきら
)
めてはいるが、それでも少し侮辱せられたような気がした。そこで会釈をして、その場を
退
(
の
)
いた。
冬の王
(新字新仮名)
/
ハンス・ランド
(著)
すると猿股の勢力は
頓
(
とみ
)
に衰えて、羽織全盛の時代となった。八百屋、
生薬屋
(
きぐすりや
)
、呉服屋は皆この大発明家の
末流
(
ばつりゅう
)
である。猿股期、羽織期の
後
(
あと
)
に来るのが
袴期
(
はかまき
)
である。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
兄の介錯は高田十兵衛、弟のは村上市右衛門がした。橋谷は
出雲国
(
いずものくに
)
の人で、
尼子
(
あまこ
)
の
末流
(
ばつりゅう
)
である。十四歳のとき忠利に召し出されて、知行百石の
側役
(
そばやく
)
を勤め、食事の毒味をしていた。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“末流”の意味
《名詞》
河川の下流。
末の世。
子孫。
流派の末の方。
つまらない流派。
(出典:Wiktionary)
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“末”で始まる語句
末
末期
末裔
末枯
末子
末世
末梢
末路
末席
末代