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ばつりゅう
ふりがな文庫
“ばつりゅう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
末流
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
末流
(逆引き)
己は自分の事を
末流
(
ばつりゅう
)
だと
諦
(
あきら
)
めてはいるが、それでも少し侮辱せられたような気がした。そこで会釈をして、その場を
退
(
の
)
いた。
冬の王
(新字新仮名)
/
ハンス・ランド
(著)
すると猿股の勢力は
頓
(
とみ
)
に衰えて、羽織全盛の時代となった。八百屋、
生薬屋
(
きぐすりや
)
、呉服屋は皆この大発明家の
末流
(
ばつりゅう
)
である。猿股期、羽織期の
後
(
あと
)
に来るのが
袴期
(
はかまき
)
である。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
兄の介錯は高田十兵衛、弟のは村上市右衛門がした。橋谷は
出雲国
(
いずものくに
)
の人で、
尼子
(
あまこ
)
の
末流
(
ばつりゅう
)
である。十四歳のとき忠利に召し出されて、知行百石の
側役
(
そばやく
)
を勤め、食事の毒味をしていた。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
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