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木組
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きぐみ
ふりがな文庫
“
木組
(
きぐみ
)” の例文
うつったものは
乾燥
(
かんそう
)
されたワラであるし、
屋根
(
やね
)
うらの高い小屋の
木組
(
きぐみ
)
は、一
瞬
(
しゅん
)
にして燃えあがるべくおあつらえにできている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あらゆる社会の問題はその疑問点をこの首切り刃のまわりに置く。断頭台は一の幻影である。それは一個の
木組
(
きぐみ
)
ではない、一個の機械ではない、木材と鉄と綱とで作られた無生の仕掛けではない。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
低い
虚
(
うつ
)
ろな笑い声のようなものが、聞えたと思った。私は思わずふり返った。壕を支えた
木組
(
きぐみ
)
によりかかって、背の高い吉良兵曹長の顔は、
蝋
(
ろう
)
のように血の気を失い、仮面に似た無表情であった。
桜島
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
改めてこの
祠
(
ほこら
)
を見るに、
木組
(
きぐみ
)
、
庇
(
ひさし
)
、
手斧
(
ちょうな
)
のあとなど、どことなく遠い時代のにおいがあって、建物としては甚だ粗末ですが、屋根においかぶさっている二本松と共に
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
組
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
“木”で始まる語句
木
木立
木綿
木偶
木枯
木乃伊
木蔭
木履
木精
木樵