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曾孫
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ひこ
ふりがな文庫
“
曾孫
(
ひこ
)” の例文
新字:
曽孫
羨
(
うらや
)
ましい死に様である。ある婆さんは、八十余で、もとは大分難義もしたものだが
辛抱
(
しんぼう
)
しぬいて本家分家それ/″\
繁昌
(
はんじょう
)
し、
孫
(
まご
)
曾孫
(
ひこ
)
大勢持って居た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
……だが
何時
(
いつ
)
か、こんな親のこんな意志も
塵
(
ちり
)
と積つて、子供が駄目ならば孫、孫も
仇
(
あだ
)
に過ぎたら
曾孫
(
ひこ
)
の代に、ひよつこり偶然のやうに人物が出て、偉い学問もして
愚かな父
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
一族——息子たちや、孫たちやそれから
曾孫
(
ひこ
)
たち——は、みな深い
哀
(
かな
)
しみに沈んでいた。
世界怪談名作集:03 スペードの女王
(新字新仮名)
/
アレクサンドル・セルゲーヴィチ・プーシキン
(著)
「もう死ぬ死ぬと思いながら、やがて
曾孫
(
ひこ
)
まで見るかも知れないなあ……」
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
曾
部首:⽈
12画
孫
常用漢字
小4
部首:⼦
10画
“曾”で始まる語句
曾
曾祖母
曾遊
曾祖父
曾我
曾根
曾良
曾子
曾呂利
曾皙