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暮向
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くらしむき
ふりがな文庫
“
暮向
(
くらしむき
)” の例文
と胸へ、しなやかに手を当てたは、次第に依っては、
直
(
すぐ
)
にも帯の間へ
辷
(
すべ
)
って、
懐紙
(
ふところがみ
)
の間から
華奢
(
きゃしゃ
)
な(
嚢物
(
ふくろもの
)
)の
動作
(
こなし
)
である。道子はしばしば妹の口から
風説
(
うわさ
)
されて、その
暮向
(
くらしむき
)
を知っていた。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
わたしは彼に
暮向
(
くらしむき
)
のことを訊ねると、彼は頭を揺り動かした。
故郷
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
ずっと
暮向
(
くらしむき
)
がいいということになるわけです。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
暮
常用漢字
小6
部首:⽇
14画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“暮”で始まる語句
暮
暮方
暮靄
暮色
暮春
暮夜
暮田正香
暮合
暮々
暮果