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暗記
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そらん
ふりがな文庫
“
暗記
(
そらん
)” の例文
京橋日本橋から芝の一区域へかけては眼をつぶっても歩かれるほど町々を
暗記
(
そらん
)
じていた彼にも、もう神田へ入ると
稀
(
たま
)
にしか歩いて見ない東京があった。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
彼女はこれまで、旅行好な
舅
(
しゅうと
)
や夫に
随
(
つ
)
いて、大抵
他
(
ひと
)
の遊びに行くような場所へは行っていた。内地にある温泉地、海水浴場のさまなぞも、多く
暗記
(
そらん
)
じていた。
船
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
翌日
(
あくるひ
)
に成ってみると、お雪や勉が
交換
(
とりかわ
)
した言葉で眼に触れただけのものは
暗記
(
そらん
)
じて了った程、彼の心は
傷
(
いた
)
み
易
(
やす
)
く成っていた。家を出て、夕方にボンヤリ帰って来た。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“暗記”の意味
《名詞》
書いたものを見ることなくすらすら言えるように覚えること。
(出典:Wiktionary)
“暗記”の解説
暗記(あんき、諳記)とは、書いてある文章を見ないで口に出して言えるようにするために覚えること。記憶法の一種である。
一般にさまざまな意味で用いられる。暗記という言葉の用法を大まかに分類すると、理解の伴う記憶とほぼ同じ意味を表す場合、サヴァン症候群のように理解の伴わない記憶を表す場合(丸暗記)の2通りある。
(出典:Wikipedia)
暗
常用漢字
小3
部首:⽇
13画
記
常用漢字
小2
部首:⾔
10画
“暗”で始まる語句
暗
暗闇
暗澹
暗夜
暗誦
暗黒
暗示
暗礁
暗々裡
暗中