“景隆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かげたか50.0%
けいりゅう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
即ち、勢州方面の、爾後じご作戦は、これを織田信雄と蒲生氏郷の二将にゆだねて、その麾下きかには、関盛信、山岡景隆かげたか、長谷川秀一、多賀秀家らの部隊を残して
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここには、三法師付きの衆臣もい、蒲生氏郷がもううじさともいた。——関盛信、一致の父子も姫路から従って来た。山岡景隆かげたか、長谷川秀一ひでかず、多賀秀家といったような近国衆も詰合わせていた。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
景隆けいりゅう師を出してこれを救わんとすれば、燕王は速く居庸関きょようかんより入りて北平ほくへいかえり、景隆の軍、寒苦に悩み、奔命に疲れて、戦わずして自ら敗る。二月、韃靼だったんの兵きたりて燕を助く。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)