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晩夏
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おそなつ
ふりがな文庫
“
晩夏
(
おそなつ
)” の例文
陳彩
(
ちんさい
)
の家の客間にも、レエスの窓掛けを垂れた窓の内には、
晩夏
(
おそなつ
)
の日の暮が近づいて来た。
影
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
はた思ふ、
晩夏
(
おそなつ
)
の
生
(
なま
)
あつきにほひのなかに
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
晩夏
(
おそなつ
)
の午後五時半の
日光
(
につくわう
)
は
晷
(
かげり
)
を見せて
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
晩夏
(
おそなつ
)
の暮れなやむ日のわがこころ
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
晩夏
(
おそなつ
)
の
入日
(
いりひ
)
に
噎
(
むせ
)
ぶ
夕
(
ゆふ
)
ながめ。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
なやましき
晩夏
(
おそなつ
)
の日に
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“晩夏”の意味
《名詞》
晩 夏(バンカ)
夏の終わりの頃。8月後半から9月上旬あたりを指すが、初秋の時期とも重複することも多い。
陰暦六月の異称。
(出典:Wiktionary)
晩
常用漢字
小6
部首:⽇
12画
夏
常用漢字
小2
部首:⼢
10画
“晩”で始まる語句
晩
晩餐
晩方
晩酌
晩食
晩飯
晩秋
晩春
晩餐会
晩稲